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日頃何気なく耳にしたりする言葉でも、いまいち意味が分からない言葉があります。人に聞きたいけれどちょっと恥ずかしいかなっと思ったことも過去にあったでしょう。
「厭離穢土(おんりえど・えんりえど)」という四文字熟語もその漢字に聞き慣れない言葉が入っているので、意味を知らない方も多いのではないでしょうか?

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【読み】おんりえど・えんりえど

【意味】苦悩の多い穢れたこの世を厭い、離れたい(すなわち往生したい)と願うこと。欣求浄土に続けると徳川家康の旗印となる。"おんりえど"という読みが一般的であるが、"えんりえど"が正しいとする辞書も少なくない。

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厭離穢土

厭離穢土 (おんりえど、えんりえど)とは、浄土教の用語。
欣求浄土と対句で使われることが多い。
読みは、おんり-が一般的だが、辞書によってはえんり-を採用しており、逆におんり-は誤りとするものもある。
この娑婆世界を「穢れた国土」(穢国)として、それを厭い離れるという意味であり、阿弥陀如来の極楽世界は清浄な国土であるから、そこへの往生を切望するという意味。
語源は、源信の『往生要集』冒頭の章名に由来するが、その内容は「欣求浄土」とともに、浄土教思想の基本的特質を表している。
その他 「厭離穢土欣求浄土」は戦国時代、徳川家康の馬印に用いられたことで知られる。
松平元康(後の徳川家康)は、桶狭間の戦いで今川義元討死の後、菩提寺である三河国大樹寺へと逃げ隠れた。
前途を悲観した元康は松平家の墓前で自害を試みるが、その時13代住職の登誉が「厭離穢土欣求浄土」と説き、切腹を思いとどまらせたと言われる。
すなわち、戦国の世は、誰もが自己の欲望のために戦いをしているから、国土が穢れきっている。
その穢土を厭い離れ、永遠に平和な浄土をねがい求めるならば、必ず仏の加護を得て事を成すとの意味であった。

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