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【読み】ねはんじゃくじょう

【意味】煩悩の炎の吹き消された悟りの世界(涅槃)は、静やかな安らぎの境地(寂静)であるということを指す。

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涅槃寂静

涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)は、仏教用語で、煩悩の炎の吹き消された悟りの世界(涅槃)は、静やかな安らぎの境地(寂静)であるということを指す。
涅槃寂静は三法印・四法印の一つとして、仏教が他の教えと根本的に違うことを示す。
この言葉は、『雑阿含経』などには、涅槃寂滅(パーリ語:निब्बान वूपसन्न、nibbaana-vuupasanna)、『大智度論』には涅槃実法印などと出てくる。
「涅槃寂静」と言う用語が登場するのは、『瑜伽師地論』である。
なお、漢字文化圏では10-24を示す数の単位としても用いられる(単位としての涅槃寂静を参照)。
諸行無常・諸法無我の事実を自覚することが、この涅槃寂静のすがたである。
無常と無我とを自覚してそれによる生活を行うことこそ、煩悩をまったく寂滅することのできた安住の境地であるとする。
『大般涅槃経』においては、この娑婆世界の無常・無我を離れたところに、真の「常楽我浄」があるとする。
無常の真実に目覚めないもの、無我の事実をしらないで自己をつかまえているものの刹那を追い求めている生活も、無常や無我を身にしみて知りながら、それを知ることによってかえってよりどころを失って、よりどころとしての常住や自我を追い求めて苦悩している生活も、いずれも煩悩による苦の生活である。

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